2013/08/23

知能ロボコン2013レポート

6月15,16日に行われた第25回知能ロボットコンテストに参戦してきました!
あれ・・・?何ヶ月前だ・・・?あーそこ広報担当の怠慢とか言わないげふんげふん

去年に比べ2チーム少ない7チーム(+OBチームもいました)での参加でしたが、人数は逆に増えていて(70人規模(!))なかなか大変でした。


出発直前の調整風景
一路学校のある千葉県千葉市から会場のある宮城県仙台市へ。

貸切バス車内。東北自動車道を北へ

というわけで結果を列挙していきます。
※当部活では、知能ロボットコンテストのことを仙台と呼ぶ変な習慣があることをご了承ください。

アオバしぐなる(チーム しぶまく「霧」)


http://www.inrof.org/irc/score/rinfo/robot008.html
チャレンジコースに出場しました。
メンバーは中2だけで構成されています。
一次予選、敗者復活に出場しましたが、残念ながら自由ボールしか入れられず、二次予選進出なりませんでした。
しかしながら、中2にしてステッピングモーター等を確実に動かし、自由ボールを決められたのはなかなか将来有望です。
来年に期待です。

鈿(チーム しぶまく「雷」)


http://www.inrof.org/irc/score/rinfo/robot005.html
チャレンジコースに出場しました。
メンバーは中2と中3で構成されています。
このチームも自由ボールしか入らず、二次予選進出なりませんでした。
アームの機構がユニークだっただけに、しっかりと動作せず残念です。
こちらも来年に期待です。

シャイニング・ドドスコイ(チーム しぶまく「霙」)

http://www.inrof.org/irc/score/rinfo/robot009.html
チャレンジコースに出場しました。
史上最強の自由ボールガチ勢、最速で自由ボールを決めた後、即競技終了したロボットです。
ハード的には足回りが高速で、かっこいい貯め込み機構だった分残念です。
来年・・・(あれっ受験生

Old Sacred Kingdom(チーム しぶまく「雫」)


http://www.inrof.org/irc/score/rinfo/robot019.html
チャレンジコースに出場しました。
大きく、壮観なこのロボット、一次予選で14点得点し、見事二次予選進出!
色分け機構が間に合いませんでしたが、確実な動作をします。
残念ながら、二次予選ではミスが重なり、自由ボールのみの得点となり、決勝進出はなりませんでしたが、来年も頑張ってほしいものです。


あっきー☆SONIC(チーム しぶまく「霊」)


チャレンジコースに出場しました。
去年のあっきー☆JAPANの拡大版のロボット、なんと15個全てのボールを一気に運ぼうという壮大な野望を実現しようとしていました!
一次予選ではミスが重なり、8点でしたが、敗者復活戦で17点を決め、二次予選に進出!
二次予選でも、14点を決め、何とか決勝へ進出!
しかしながら、決勝では動作のミスが相次ぎ、結局自由ボールのみの得点となってしまい、涙をのむ結果となりました。

こんぺーとー(チーム しぶまく「霰」)

宿にて 左が探索・回収機、右が運搬機

http://www.inrof.org/irc/score/rinfo/robot004.html
チャレンジコースに出場しました。
一次予選17点(4位通過)、二次予選20点(3位通過)、決勝に進出しました。
そして、決勝では競技点41点を決め競技点だけでは同率一位でしたが、審査員点も加わって見事優勝しました!チャレンジコースの優勝は部活史上初です。
副賞として、ネットタンサー(今は販売していないもの!)・オリエンタルモーター社のステッピングモーター5万円分・USB3.0対応フラッシュメモリ・スマホ/デジカメなどを収納できる板(名称を失念)を頂きました。
ロボット・盾・カップ・副賞とともに
そしてエキシビジョンタイムのネタ。その場で高速回転して当てずっぽうでボールを相手のゴールにシュゥゥゥーッ!超エキサイティンエキシビジョン!
グリップ力のあるタイヤ、高性能なステッピングモーター、小型な車体の恩恵といえるでしょう。


きねじろうと回るジョン(チーム しぶまく「霞」)


テクニカルコースに出場しました。
このロボットの最大の特徴は、ボールと缶のセンシングにきねじろう=Kinect以外何も使っていないこと!
そのため、大会当日になってもなかなかうまくいかず、非常に苦労していました。
1次予選、敗者復活戦ともに自由ボールのみの得点でしたが、二次予選進出。
2次予選もなかなかうまく動きませんでしたが、つかみ損ねた青ボールがゴールに転がって・・・見事得点!
11点でしたが、決勝進出はなりませんでした。
しかしながら、地道な調整の結果、デモンストレーションではかなり正確に取れるところに到達しました。その甲斐あってか、2次予選では技術点を多くいただきました。

ぐりとぐら 4ier(チーム しぶまくOB「零」)


http://www.inrof.org/irc/score/rinfo/robot028.html
前年に優勝したぐりとぐら。前年の機体にハンドを追加してさらなる時間の短縮を図りました。ちなみにこの改造の作業時間わずか数日。本人曰く、カップを返還しにきたはずが、来年も持ってくる立場に。この人たちは大人げないです以上。


こんな感じでしょうか。
今年も去年に続けてかなりすばらしい成果となりました。(自画自賛)
もちろん、両部門優勝というのは部活史上初です。
ちなみに地元の新聞である千葉日報にも「"渋幕勢"2部門制覇」という見出し・カラー写真付きで掲載されました。
コツコツと技術が積みあがってきて、安定性も増し、これからはこの技術をいかに伝達していくか、そしてパフォーマンス性の強化・新技術の導入が課題になりそうです。


さて、仙台が終わった後、各部員たちはマイクロマウスやロボカップジュニア、そして来年の"仙台"に向けて、準備を始めています。
審査員さんのコメントのように飛行ロボットが登場するのか!?乞うご期待です。
今年もがんばれ物理部電気部。

★知能ロボコン2013で活躍したロボットを見たいそこのアナタ!
2013/09/15(日)09:00-15:00、渋谷教育学園幕張高校/中学校の文化祭にて動きます!
ぜひ見に来てください!
パンフレット・文化祭HP掲載の企画アイコンはこちらです:
こてはペンよりも強しなんて偉そうなこと言ってますが某日暮里男子校に喧嘩を売っている気はこれっぽっちもありません。